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AK70とAK240について

 最近乗り換えたAK70とそれまで使っていたAK240について、比較というか、少し想い(?)を書いておこうかと思います。これまでのdapの遍歴の中で、度々あったのは、「ああ、前の方がよかった」というヤツです。特に音質的には(あるいは金額的には)スペックダウンになる場合です。乗り換えるときには、色々と理由を付けて、スペックダウンに自分の中で納得させて、乗り換えるのですが、しばらくすると、やっぱり、というのがありました。それが結局、スパイラルに陥るワナでもありますが。

 今回のAK70については、そういったものはありません。むしろ、コンパクトで最新の技術に対応したdapということで、満足度が増しています。実際、AK70とAK240を並べて聴いてみると、AK240の方が「いい音」であることは、はっきりと認識できるレベルだと思います。比較して聴けば、やっぱりAK240の方が「音場が広く感じる」ことができます。でも、それはあくまで比較した場合の話で、実際、AK70で聞き慣れた曲を聴いていても、これはこれで「いい音」で、スペックダウン分の劣化を感じることはありません。そういう意味では、よく言われるように、AK70のアンプ部の作り込みが非常に上手くいっていると思います。

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 と、いうわけで、AK70の画像です。大きさの比較のために、POTERの名刺入れと並べてみました。AK70の方が一回り小さいサイズ感です。なんなら、名刺入れの中に押し込んでみれば、なんとか押し込むことができるくらいです。自分のAK70は専用の革ケース(ブラック)に入れています。いい感じです。

 AK240は内蔵メモリが256GBで180GBほどの音楽ライブラリ全てを持ち歩いていましたが、AK70は内臓は64GBなので128GBのmicroSDカードで拡張して運用しています。それでも音楽ライブラリ全てを持ち歩くにはぎりぎりなので、選択して合計110GB程を内蔵・拡張メモリそれぞれに入れています。

 AKは起動が遅い、と言われますが、上記の運用で電源OFF状態からmicroSDをスキャンして使えるようになるまで、35秒くらいで、気になりません。AK240の頃と比べて、microSDカードでの拡張メモリを使っての運用になるので、起動時間や音質に影響があるのでは?と少し気になっていましたが、今のところ、大きな違いや問題は感じません。そもそもデジタルデータなので、内蔵・拡張メモリで音質に違いが出るとは思えないですが。