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SONY製高級DAP NW-WM1Aについて

最新ウォークマン NW-WM1Aについて

ずいぶん久しぶりの投稿になりました。
その間にポータブルオーディオ環境も随分と変わりました。(背景画面も更新しました(^^;))。DAPはAK70から、タイトル通りのウォークマン NW-WM1Aに変わりました。
今までDAPについては、

  • AK100 mk2
  • AK120
  • AK100II
  • AK120II
  • AK240
  • AK320
  • AK300
  • AK70
  • NW-ZX1
  • NW-ZX2
  • COWON PLENUE D
  • COWON PLENUE M

を使ってきましたが、一番いい音(あくまで主観です)だったのが、AK120IIでした。なので、ついこないだまではAK 120IIを中古で入手して使っていましたが、先日、ウォークマンの最新機種NW-WM1Aを購入しました。理由は、

  • バランス接続に対応したこと
  • 出力が上がったこと
  • 音楽データ管理にmedia goを利用いること
  • NW-WM1Aのレビューを見て、これは自分にフィットするかもと思った

と、いったところです。AK120IIは私の中では、AKシリーズの中でも、メリハリのある元気系サウンドを出してくれるDAPという認識です。以前、AK120IIを使っていて、その後継機ということでAK320に替えたときは、「あれ?」と思ってしまいました。これは明らかにAK120IIの方が自分の好みの音だ!と、思ってしまいました。その後は、上記の色々なDAPを渡り歩いて、結局最後は、AK 120IIに戻っていました。

 ウォークマンについては、上記の通り、ZX1,ZX2共に使った経験がありますが、やっぱりAKに比べると音作りが荒くて(ドンシャリの元気系とも言えるかも知れませんが)フルデジタルアンプのデジタル臭さみたいなものもあり、好きになれませんでした。しかしながら、WM1Aでバランス接続に対応(ZX2はグランド分離のみでバランス接続、というかバランス駆動はやっていない)したので、試してみたくなりました。

 新品で購入して60時間程の再生時間を経た結果としては、

  正解でした。私の中でAK120IIを超えて一番になりました。

 バランス駆動に対応したことと、出力が上がったことでポタアン等無しのDAP単独駆動でもポタアンを使っているような、圧倒的なキレ・メリハリを感じます。フルデジタルアンプ(S-MASTER HX)もかなり見直されているようで、ZX1,ZX2で感じた違和感は全く感じません。WM1Aを使っていると、「これって、ポタアン使っている?」と感じてしまいます。改めて、アンプの重要性を再認識してしまいます。ポータブルのDAP一発でこの音を出せる、というのはすごい!と感動しています。内蔵コンデンサ等のエージングで200時間が推奨されているので、まだその半分にも達していませんが、確かに40時間を超える辺りから、音の深み・音場感が広がってきたように感じました。

 イヤホンはSE-846を相変わらず使っている(でもブロンズからクリアに買い換えた(^^;))のですが、SE-846って、こういう低音を出すことができるのね、と初めて実感できました。SE-846は特殊なアコースティック・ローパス・フィルタによるBAとは思えない低音表現に特長のあるイヤホンですが、色々なDAPを試してきた中では、今まで感じたことのない低音を聞くことができます。元々、ウォークマン自身はドンシャリなのだと思いますが、そういうドンシャリというよりは、ちょっとした据え置きアンプを使って音を聞いている感覚です。こういう音がポータブルDAP一発で聴けるということに感動を覚えてしまうレベルです。とにかく、自分の中で、これまで一番だったAK 120IIを超えた現在一番のDAPです。