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ポータブルオーディオを中心にガジェット関連のことを書いていきます

ポータブルオーディオ環境について

 2017年はポータブルオーディオ環境についてはかなり投資(というか散財?)しましたが、年末でようやく落ちつきました。現状ではこれで一旦、投資完了、と思っています。2018年は新規の投資は控えて、この環境を使い込んでいきたい、と思っています。

SONYDAP ZX300

 DAPについては、2017年にSONY製NW-WM1Aを購入して、かなり満足していたのですが、そこから何を血迷ったのか、AK380(中古)に浮気してしまいました。でも、WM1Aの音をかなり気に入っていた私の耳にはAK380の音は繊細ながらも線の細い、パワー不足の音に聞こえてしまいました。メインで聴いていたのがSHURE SE846なので、鳴らしにくい、ということは全くないのですが、出力がかなりパワフルになったWM1Aの鳴らし切る音からすると物足りなく感じてしまいました。それまで、AKのDAPをメインで使っていて、出口もほぼSE846一択だったので、あまり感じませんでしたが、WM1Aのバランス接続で聴いてみて、「SE846ってこんな音が出せるんだ」と改めて感じてしまいました。そういう意味では、AK100mk2+piccoloでSE846を聴いた頃の感覚が思い出される感じです。鳴らし難いので有名なベイヤーのT1とかみたいなヘッドホンで無くても、駆動力のあるアンプで駆動することは非常に大切なことだと、改めて感じました。

 結果、AK380を里子に出して、WM1Aに戻ればいいものを、さらに血迷ってWM1Z(中古)に行ってしまいましたが、正直、WM1Aとは値段差に見合う差を感じることが、残念ながら私にはできませんでした。そうして、WM1Zの重さ(450g‼︎)に辟易し始めた頃に、ZX300が登場したわけです。しばらく、購入するかどうか、迷っていましたが、ネット上のレビューで「WM1Aに匹敵する」というレビューが複数出てきたので、満を持して購入しましたが、まさに「WM1Aに匹敵する」音で、サイズ感も相まって非常に満足しています。

 SONY製のDAPはZX1,ZX2も使ったことがありましたが、正直物足りなさを感じていましたが、WM1A/ZそしてZX300で本当によいDAPを投入してきたと思います。ZX1,2は、SONYDAP特有のデジタル臭さ(笑)を感じてしまいましたが、WM1A/ZおよびZX300はよいアナログアンプで駆動する、質の良い音、を感じさせる、という意味で、これまでのSONYDAPとは一線を画した良い製品だと思います。

やっぱりSE846が好き

 イヤホンはSHURE製SE846です。2017年も少し浮気もありましたが、やっぱり最後まで残ったのはこれでした。但し、クリアモデルを買い直す(中古)ことになりました。もう、イヤホンはこれで決まりです。もう、迷いません。SE846の後継モデルでも出ない限りは(笑)。

Bowers & Wilkins PXについて

 最近購入して(1ヶ月程前)、最近非常に気に入って使っているBluetooth Wirelessヘッドホンです。3.5mmケーブルでの有線接続もできますが、もちろん、Bluetooth接続で使っています。接続先はZX300です。ZX300との接続の場合には、apt-X HDでの接続になります。Bluetooth接続のヘッドホンは、beatsやBOSESONYの有名どころは一通り試した経験はありますが、やはりヘッドホンとしてのB&Wの音が気に入っていて、それをWirelessで楽しめるところにこのヘッドホンの最大の特長があると思います。逆に言えば、そのことに価値を見出せない人にはお勧めできないヘッドホンです。音量を上げてガンガン聴く、という使い方には向いていない、と思います。繊細かつ解像度の高い良質な音を落ちつて聞かせるようなヘッドホンです。このヘッドホンを使っている時は何故か音量はやや抑え気味で聴くスタイルになってきています。そういう意味では、店頭での短い時間での試聴では、このヘッドホンの良さをなかなか実感できないだろうと思います。B&Wのヘッドホンの音を知っている人で、その音が気に入っている人には、「この音をWirelessで楽しめるのか!」という感動を与えてくれる、そういうことです。

まとめ

久しぶりのブログ更新になったので、その間のポータブルオーディオ環境の変化に伴い、全体の概略を書いてみました。今は、SE846・B&W PX・ZX300の3アイテムでポータブルオーディオ環境はフィックス出来ていて、当分はこの環境でいきたいと思っている、今日この頃です。個々のアイテムについては、より詳しいことも今後書いていきたいと思っています。